プロデューサーを兼務した主演の川本淳市は「自分の生まれた町で映画を撮る」という、長年の夢をこの『CHARON(カロン)』で実現させました。メイン・ロケーションは、俳優・川本淳市が生まれ、現在も住む千葉県我孫子市、柏市を中心に行われ、撮影には我孫子市が全面協力、市民のエキストラやスタッフ参加をはじめ、苦しい製作費の不足を救うべく我孫子市民からも製作出資金や賛助金が寄せられました。また同時に、この映画を契機に地元映画ファン有志によって「あびこ映画倶楽部」が発足、今後、映画撮影の誘致などを視野に入れた市民活動を開始し、地元新聞もこれを大きく取り上げました。

監督の高橋玄は語る。
「国際市場が前提だからこそ、日本の有名性に束縛されることがない新鮮な配役が可能。このような映画作りは、本物の映画を愛する観客側の皆さんとの合作なんだ。映画作りには、誰だって参加できます。今回、我孫子市、柏市のみなさん、スタッフやキャストのひとりに至るまで、全員の大変な熱意と協力で映画が完成しましたが、特に映画人ではない一般の人たちが映画を支えた意義は大きい。その感覚は大切です。映画の観客の大部分は、映画のプロじゃないからです。どの国の観客が観ても共感できるストーリーを語ることができるのは、映画の外で生活している人たちが、本当に楽しんで一緒に映画作りに駆けつけてくれたからです。」

CGもアクションも不要。映画の原点に立ち返った、俳優と演出、それを撮影するキャメラだけで描く心に優しいフィルム・ノワールが、『CHARON(カロン)』なのです。

映画『CHARON(カロン)』は、企画とプロットの段階で、インディーズ映画『メイド・イン・
ホンコン』やタイのメガヒット・アクション映画『マッハ!』を世界的ヒットに押し上げた、
香港の有力映画配給会社ゴールデン・ネットワークが、香港、中国、韓国、台湾、タイを
中心とするアジア配給を決定し、現在、各国映画祭へのプロモーションが展開されています。


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